2015/05/04



キリスト教徒への迫害を監視する団体が2014年のキリスト教徒へ対する迫害の件数がソ連崩壊以来最大となった。
今回発表されたリストのワースト1位は北朝鮮で、13年間連続。
北朝鮮に続き、ワースト10位に入ったのは、順にソマリア、イラク、シリア、アフガニスタン、
スーダン、イラン、パキスタン、エリトリア、ナイジェリアだった。50カ国のうち、
メキシコとコロンビアを除く48カ国は、全てアフリカ、アジア、またはインド洋地域にある。
現代のキリスト教徒への迫害について、3つの主な動機を指摘した。
ソビエト連邦崩壊後の共産主義国、国粋主義的イデオロギー、そしてイスラム原理主義のいずれかが、
ワールド・ウォッチ・リストのワースト50カ国のほとんどで見られるという。
またオープン・ドアーズの今年のランキングに大きな影響を与えたのが、
中東におけるISIS(イラク・シリア・イスラム国)またはイスラム国と呼ばれる勢力の活動と指摘している。

同発表では、4334人が信仰のゆえに処刑・殺害されたことを
確認したとしている。

【オープン・ドアーズ発表】